身内を従業員として雇い入れるのであれば、他人を雇い入れるのと同様の対処ができるようします。

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身内を従業員として雇っても問題ない?

 

日本に限らず、会社を起業するにあたり、身内を役員として入社させている会社は多くあります。
しかし、その一方で身内は雇わないほうがよいと言う考えもあります。
会社経営をするに当たり、身内を雇った場合に起こりえるメリットとデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

 

 

身内を雇った場合のメリット

 

OKサインを出す男性

現在、会社を起業するとそのほとんどが「株式会社」になります。
株式会社というものには取締役会という組織が存在することになります。
この取締役会の議決権をもっているのが「取締役」です。

 

代表取締役」という名称を聞いたこともある方が多いと思いますが、代表取締役とは取締役会で決められた取締役会のトップです。
他にも「取締役」という肩書きのつく人間、例えば「専務取締役」や「常務取締役」などにも議決権があります。
そのため会社の物事を優位に進めるために、身内を雇い入れるという事があります。

 

 

身内を雇った場合のデメリット

 

身内が経営している会社に他人を雇い入れた場合、他の従業員が働きづらくなる事が多々あります。例えば、身内だからとあまり能力のない人間を雇い入れてしまい、会社にとってマイナスになってしまう事もありえます。

 

たとえ他の従業員から苦情が出ても、身内だからとかばい続け、最終的に能力のある従業員がどんどん他社に出て行ってしまうという事にもなりかねません。
また、何か身内内で問題が起こった場合、それが会社の事業に直結してしまい、骨肉の争いになってしまう事も考えられます。

 

身内を雇いいれて起こる問題は、逆に言えば身内を雇い入れなければ起こりえない問題です。
身内を従業員として雇い入れるのであれば、他人を雇い入れるのと同様の対処ができるよう、気持ちをきちんと切り替える必要があります。